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巻頭言(編集委員会)

特集1 社会のなかで〈社会〉と向き合う

企画趣旨 本誌編集委員

基幹論文

    • 研究者のウチとソト―準拠する社会と探求する社会のつながり 鹿嶌達哉
    • 専門家と市民とのあいまいな境界線 塩瀬隆之

特集論文

    • 実験室から広がる世界・見えない世界 日比野愛子
    • 医療研究と質的研究―その関係に見る苦難と意義 山崎浩司
    • 実践者と研究者の「あいだ」にある〈私〉 八木絵香
    • 遺伝カウンセリングの心理臨床で「聴く」ということ,質的研究のインタビューで「聴く」ということ 浦尾充子

討論 鹿嶌達哉

パイオニアにきく(第4回)

リアリティを歩く―個人史と時代史のフィールドワーク 大橋英寿 (社会心理学)  聞き手 川野健治・石井宏典・辻本昌弘

特集2 質的研究テクニカル・フロンティア(展望論文)

企画趣旨 本誌編集委員

特集論文

    • 生活環境データをいかにして論文へ定着させるか―ビデオエスノグラフィーの経験とエスノメソドロジーの困難を中心に 堀田裕子
    • 教授学習過程研究における論文化の方法と課題―音声・映像データからの分析と記述 河野麻沙美
    • 「写真」に関する質的研究の展開―「映像」/「視覚」の社会学という2つの視点から 中塚朋子

総括の試み 樫田美雄

Re: リ・コロン[再論](意見論文) 第3号 特集「実践としての身体」

  • 「研究」と身体 木戸彩恵……96
  • 企画者から 五十嵐靖博・上淵 寿……99

《シリーズ》 質的心理学の東日本大震災 第2回

  • 企画にあたって  本誌編集委員……104
  • 17年前と17年後 矢守克也……105
  • 人の数だけ震災がある 金丸隆太……106
  • 支援がもたらした「何か」 今尾真弓……107
  • 方法論や専門にとらわれることなく,柔軟に活用すること 西條剛央……108
  • 中越から東日本へ―「災害ユートピア」と災害復興 宮本 匠……109
  • 震災ワーキンググループと大洗町研究合宿 八ッ塚一郎……110
  • 震災WG 大洗研究合宿レポート 木戸彩恵・滑田明暢・日高友郎・西浦和彦

がいゆうき(第4便)

シリコンバレーの大学事情 小保方晶子

Conference Next Door

日本社会精神医学会に参加して 川野健治

フィールドエッセイ(第4回)

現場に入るということ 竹内一真

研究奨励制度採択者レポート(2011年度)

  • 発達障害児をもつ保護者に対する教員による支援―保護者の障害受容過程に応じたニーズの変容 奥村直子
  • 自傷行為者の語りからみる自傷予防の開発 砂谷有里

研究企画助成採択研究会レポート(2011年度)

制度的場面についてのエスノメソドロジー・会話分析研究会

大会レポート

  • 第8 回大会記念講演 現代日本の霊性と鎮魂―受け継がれてきた癒しの心(講演者 内田 樹 抄録作成・コメント 奥田紗史美)8
  • 第9 回大会招待講演 The Methodology of Social Therapy: Marx and Vygotsky(講演者 Lois Holzman 解説 五十嵐靖博)
  • 第9 回大会を実施して
  • 第10回大会のお知らせ

学会からのおしらせ