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巻頭言(尾見 康博)

特集 現場の質感をどう記述するか

企画趣旨 森岡正芳・荒川 歩

基幹論文

現場の質感とは何か,そしてその記述を妨げるものは何か 荒川 歩

特集論文

    • 乳児の体験世界に〈他者〉はいつ登場するのか―質感的研究の可能性 大倉得史
    • 高齢者の語り場面の「質感」の記述―看護場面の会話から到達する看護師の「聴く」こと 吉村雅世
    • 歴史と記憶の交差にみる「質」―北米先住民の「記憶の場」をめぐって 川浦佐知子
    • リノベーションで空間の質感をどう構築するか  坂東幸輔
    • 隠れた質が存在するところ―「質的研究」再開のための論考 阪本英二・木下寛子
    • 言葉の臨界―質的なものの行方 森岡正芳
    • 討論:荒川 歩・森岡正芳

日本質的心理学会設立10周年記念企画 質的研究の未来―その可能性と課題

企画趣旨 荒川 歩

<Section 1 質的研究と実践はどう関わるか>

    • 教育現場の変革のための実践研究を支える質的研究 舘岡洋子
    • 質的研究が「問題」の子ども臨床に役立つ前にやるべきこと 松嶋秀明
    • 臨床心理士として質的心理学研究をしていくこと 向後裕美子
    • 質的心理学による法的実践への介入―「出来事」の科学の可能性をめぐって 高木光太郎
    • 了解の覆いを取ること―変容的/ 変革的な実践をめぐって 田辺 肇
    • 実践者と研究者の協働性に基づく質的研究の可能性 無藤 隆
    • セクションガイド 質的研究と実践はどう関わるか 東海林麗香

<Section 2 質的研究で現象をどう捉えるか>

    • 時間と共に変容する質の捉え 安達仁美
    • 不器用に揺らぎ続けること 菅野幸恵
    • 「文化と発達」研究の道具箱を探して 柴山真琴
    • 観察学から見た質的研究の将来 宮内 洋
    • セクションガイド 質的研究で現象をどう捉えるか 家島明彦

<Section 3 質的研究の分析法・研究法にはどのような可能性があるか>

    • 質的研究概念としての「分かったつもり」 田島充士
    • 質的分析手法としてのthematic analysis とanalytic rigour 土屋雅子
    • 展示解説活動の検討―ブルーナーとバフチンを手がかりに 並木美砂子
    • 法の相互行為分析と法実践 北村隆憲
    • セクションガイド 質的研究の分析法・研究法にはどのような可能性があるか 荒川 歩

<Section 4 質的研究はどこにむかうのか>

    • “悲観主義” と“楽観主義” のはざまで 余語琢磨
    • 現実の複雑さとわたりあえる心理学へ 青山征彦
    • 『拡散』『関係性のなかの非行少年』に続くのは誰だ! ? 松本光太郎
    • 「質的研究」によって心理学が得るもの 渡邊芳之
    • 私には夢がある-量的研究と質的研究を包括した研究認識論の創造のために- 大谷 尚
    • セクションガイド 質的研究はどこにむかうのか 家島明彦

Re: リ・コロン[再論](意見論文) 第4号 特集1「社会の中で〈社会〉と向きあう」

  • 日常生活から生まれる問いの位置づけに関する提案 石原辰男
  • 「第三者という当事者」であることがわかる「歴史的瞬間」 山田富秋
  • 企画者から 鹿嶌達哉

第4号 特集2「質的研究テクニカル・フロンティア」

  • ビデオデータに示される相互行為の痕跡を理解すること―観光者の相互行為に焦点をあてて 土倉英志
  • 事例数と研究 杉原正子
  • 企画者から 樫田美雄

研究奨励制度採択者レポート(2012年度)

  • 慢性疾患病者におけるピア・サポートの場の生成と記述 赤阪麻由
  • 里親に「なるまで」の体験プロセス―委託前に着目した理解と支援 平良千晃

大会レポート

  • 第10回大会を実施して
  • 第11回大会のお知らせ

学会からのお知らせ

《シリーズ》 質的心理学の東日本大震災 第3 回(最終回)

    • 企画にあたって  本誌編集委員
    • 「質的心理学の東日本大震災」/「東日本大震災の質的心理学」 矢守克也
    • 被災者のデブリーフィングから考えた質的研究と量的研究の協力 金丸隆太
    • 3.11後の模索―「安全・安心」のあり方と対話 伊藤哲司
    • 現場からみた風評被害 石井盛志
    • 結びにかえて―主観性の理論化と「3.11後」の質的心理学 五十嵐靖博