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巻頭言(北村 英哉)

特集 質的研究領域としての<あいだ>

企画趣旨 大倉得史・荘島幸子・鷹田佳典

基幹論文 質的研究領域としての<あいだ>―生の記述と把握を目指して― 大倉得史・荘島幸子・鷹田佳典

特集論文

    • 「出会うということ」をめぐって―ある自閉症の子どもと音楽療法士の<あいだ>に着目して 山本知香
    • 対話的実践における<あいだ>の記述―語り合いと対話的な自己エスノグラフィを通して 沖潮(原田)満里子
    • 小児がん患者の復学―患児が体験する<あいだ>、家族が結ぶ<あいだ>、多職種間でつながる<あいだ> 上別府圭子・副島尭史
    • 災害支援の困難を超えること―被災地でのスクールカウンセリング活動を通して 今尾真弓
    • ライフエンディングとしての現代葬儀―儀礼と人生設計の<あいだ> 田中大介
    • あいまいな喪失―生と死の<あいだ>と未解決の悲嘆 南山浩二

討論 人間の生の多様な広がりと種々の<あいだ> 大倉得史・鷹田佳典

展望論文

希少疾患患者とその家族が抱える問題と患者団体の役割―エビデンス構築のためのナチュラルヒストリーと他のステークホルダーとの協働 江本 駿

パイオニアにきく(第8回)

生きる人の渦中を描く 浜田寿美男  聞き手 谷美奈・大倉得史

Re: リ・コロン[再論](意見論文) 第7号 特集「境界のデザイン」

  • Re: Designing Boundaries ―境界のデザインのレリヴァンスとは? 海老田大五朗
  • 非対称なものの間の場としての境界―コア・カリキュラムを手がかりに 金馬国晴
  • 生態学および建築学における境界概念からの示唆 並木美砂子
  • 企画者から 「境界」の存在と価値を誰がどのようにとらえるのか 岡部大介・中塚朋子

日本質的心理学会賞 選考結果(第7回)

  • 論文賞
    • 優秀着眼論文賞 綾城初穂
    • 優秀フィールド分析論文賞 一柳智紀
    • 優秀日誌研究論文賞 柴山真琴・ビアルケ(當山)千咲
  • 国際フロンティア奨励賞 北村篤司・桐谷麻美

書評

抱井尚子『混合研究法入門―質と量による統合のアート』 安田裕子

学会からのお知らせ

フィールドエッセイ(第8回)

未来の自分へのリマインダ 細馬宏通