日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃6┃
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
日本質的心理学会 メールマガジン No.135======================2016/1/20
「今年こそは」と初詣。誓いの根が乾かぬうちに、ささいなことで年老いた親
と口げんか。昨年の煩悩も年を越したようです。
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ 学会より会員のみなさまへ
◆研究交流委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
◆会務委員会より
■□■□会員からの情報コーナー
■ 研究会情報
◆日本パーソナリティ心理学会経常的研究交流委員会公開シンポジウムの
お知らせ
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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より:作業療法を社会学・障害学する研究会とのコラボ企画の
お知らせ
●『共同研究会 作業療法に活かす質的研究法 in 熊本』
【概要】質的研究をしてみたいが、どのような方法があるのかわからない、行っ
ている途中だがこの方法でいいのか自信がない…等々、質的研究に興味がある作
業療法士の方たちのための共同研究会を開催します。初心者の方々にも興味をも
ってもらえるような内容となっています。作業療法士以外の方もご参加いただけ
ます。
【日時】2016年2月27日(土)13時~18時
【場所】熊本保健科学大学2号館2階 2207教室
https://www.kumamoto-hsu.ac.jp/about-uni/access.html
【参加費】無料
【プログラム】
<第一部> 講演「質的研究のすすめ」木下康仁(立教大学)
<第二部> 第一発表 + スーパーヴァイズ
第二発表 + スーパーヴァイズ
SV:木下康仁(立教大学)、山野克明・佐川佳南枝(熊本保健科学大学)
【申し込み方法】件名に「作業療法に活かす質的研究法 申し込み」、本文に
1.氏名、2.所属、3.職種、4.メールアドレスを明記のうえ、下記のアドレスにメ
ールでお申込み下さい。
熊本保健科学大学 保健科学部リハビリテーション学科 担当:山野
Email::yamano*kumamoto-hsu.ac.jp(*を@マークに変更ください)
【申し込み締め切り】2016年2月22日(月)
(研究交流委員 佐川佳南枝)
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
会員の皆様におかれましては、ご機嫌麗しゅう。質的心理学研究15巻は校正段
階に入りました。編集に関わる者としても発刊を待ち遠しく思います。編集にあ
たり、よく「質的研究って何だろう」と考えます。「これが質的研究」とUWF的
に狭く考えてはいけないのかも知れませんが、「なんでもあり」のFMW状態には
我慢がならない性格です。質的データを扱えばいいということではなかったはず
ですが、実際そういう研究が来たとき、「本誌に適合しません」と返答するだけ
の共通認識があるのかどうか。いわゆる量的研究がいけなくて、質的研究のみが
正しいということでもない。目的と方法の適合が重要。ということは、質的研究
である必然性を感じて、その研究はなされているかと問われることになる。「院
生質的研究禁止令」を、どこかで唱えたことを思い出しました。ポスドクの先輩
や教授たちとフィールドに出向いても、「お前は質問紙調査と因子分析な」と冷
たく言われ、インタビューをもとに質的研究をする先輩と教授を横目に流す血の
涙。そういう制約によって量的研究の可能性と限界を知り、質的研究の必然性を
わかってゆく。新人は受け身と関節の取り合いだけ。大技禁止。新人がドロップ
キックすると、力道山に殴られたんだよ。これから本誌には院生の投稿が禁止に
なります。入会に際しては量的研究の業績が必須になります。なんてね。現場に
出れば何とかなるとか、現場にいるからよい質的研究ができるとは限らない。現
場の豊かさに翻弄されないだけのデータ採取技術と分析能力、理論的枠組みが備
わっていないといけない。それができるまで投稿禁止。指導教員も連帯責任。警
告は3回までで、4回禁を破ったら退会となる規約を理事会で検討中です。虚構
新聞のようになってきました。で、質的研究って何? 「現状の研究より常に一歩
先にある研究」と今定義してみました。よって本誌には、他誌に掲載できるよう
な研究は載せない。他誌に追いつかれた領域は放逐。新たな研究ターゲットを開
拓する。ナラティブ研究の掲載停止を編集委員会で検討します。不適切発言でし
た。「やればやるほどわからなくなる」(神取忍)、「底が丸見えの底なし沼」
(井上義啓)。質的研究もプロレスも同じか。どうですか、お客さん…。 わたく
し、今日は神経が昂っているみたいですわ。パフ、ただちにカモミールティーを
ここへ。
(『質的心理学研究』編集委員会副委員長 森直久)
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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
≪意見論文 募集中!≫
『質的心理学フォーラム』第7号の特集「境界のデザイン」についての
意見論文を募集しています。〆切は3月20日(日)。入稿はメールにて。
詳しくは,『質的心理学フォーラム』第7号のp.122をご覧ください。
http://www.jaqp.jp/forum/forumtoukou/
(『質的心理学フォーラム』編集委員会 委員長 北村英哉)
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◆会務委員会より
2016/1/18現在の会員数及び会費納入率をお知らせします。
会員数は1129名です。
2015年度会費納入率:88.8%(未納者126名)
2014年度会費納入率:89.6%(未納者117名)
年が明けましたが、どうしても90%の壁が破れません!未納者の方には督促
がいきます。みなさま、納入をよろしくお願いします。
(会務委員会 サトウタツヤ)
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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、以下のサイトを必ずご参照いただき、こちらから連絡
がとれるアドレスをご記入のうえお送りください(字数について制限
があります)。 http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。また、掲載
情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
【注意!】研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載され
ていることがありますので、出席される方は、開催直前にHPで確認
されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■日本パーソナリティ心理学会経常的研究交流委員会公開シンポジウム
のお知らせ
企画タイトル:
「アドラー心理学からの提言:あなたのパーソナリティをどう活かすか」
日程:2016年3月19日(土)14:00~16:30
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス11号館913号室
〒169-8050新宿区西早稲田1-6-1
企画:日本パーソナリティ心理学会 経常的研究交流委員会
話題提供:向後千春(早稲田大学)
小塩真司(早稲田大学)
堂坂更夜香(早稲田大学)
司会:柄本健太郎(東京学芸大学)
参加費等:無料です。事前申し込みも不要です。
研究者に限らず、一般の方の参加も歓迎します。
企画主旨:
アドラーの理論には、パーソナリティに近い概念としてライフスタイルがありま
す。ライフスタイルは、学習を通じて個々人が獲得していくものであり、自他の
ライフスタイルを知ることで、教育、医療、看護、子育て等、様々な領域で「自
分の特徴を活かした働き方や学び方」、「自分と異なる他者との協働」等が促進
されると考えられます。そこで、本シンポジウムでは,パーソナリティの一形態
としてライフスタイルを取り上げ、パーソナリティとアドラー心理学それぞれを
ご専門とした先生方に話題提供していただき、また、(1)自分や他者のパーソナ
リティを知る方法、(2)パーソナリティの活かし方について議論していきます。
問い合わせ:
東京学芸大学 柄本健太郎(つかもとけんたろう)
tsukamot@u-gakugei.ac.jp(@を半角に)
(情報提供者 荒川 歩 様)
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[クッピーより]
卒論・修論の季節です。時間と手間と情熱をかけた学生さんならでは力作、佳
作が未発表のまま埋もれてしまうのは惜しい気がします。何か発表・公開の場は
ないものでしょうか。あるいは「中間発表」の場。アメリカでは研究者間でドラ
フト(草稿)が交換され、演習等で学生も読むことがあるようです。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第135号担当:日高友郎・土倉英志・鹿嶌達哉
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2016年1月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイディアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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