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巻頭言 麻生 武「独創的でなければ意味がない」
特集論文:バフチンの対話理論と質的研究
(責任編集:茂呂雄二・やまだようこ)
- 「ともに」「さまざまな」声をだす?対話的能動性と距離(桑野 隆)
- 多声テクスト間の生成的対話とネットワークモデル?「対話的モデル生成法」の理論的基礎(やまだようこ)
- 単声的学習から始まる多声的な概念理解の発達?バフチンおよびヴィゴツキー理論の観点から(田島充士)
- 語り部活動における語り手と聞き手との対話的関係(矢守克也・舩木伸江)
- バフチンの対話理論と編集の思想(五十嵐 茂)
- 境界線上で生じる実践としての協働(松嶋秀明)
一般論文
- 不妊治療を経験した女性たちの語り―「子どもを持たない人生」という選択(竹家一美)
- 独我論的体験とは何か―自発的事例に基づく自我体験との統合的理解(渡辺恒夫)
- 老年期にある浄土真宗僧侶のライフストーリーにみる死の意味づけ(川島大輔)
- 未婚の若年女性の中絶体験?現実的制約と関係性の中で変化する、多様な経路に着目して(安田裕子・荒川 歩・髙田沙織・木戸彩恵・サトウタツヤ)
- トランスジェンダーを生きる当事者と家族―人生イベントの羅生門的語り(荘島幸子)
- 情報の共有―小児がんの子どもへの医療面談(戈木クレイグヒル滋子・三戸由恵・畑中めぐみ)
BOOK REVIEW
《書評特集》方法論としてのグラウンデッド・セオリー・アプローチ(戈木クレイグヒル滋子)
- M-GTAの分析ワークシートと’すり合わせ’の論理(水野節夫)
- 「戈木流GTAと木下流M-GTA」(高木廣文)
- グラウンデッド・セオリー・アプローチと質的調査のセンス(好井裕明)
- 手順と古典(森岡 崇)
- 知識探究の営みに対する絶え間ない問いかけ(抱井尚子)
- 書籍
- 質的心理学研究:目次
- 質的心理学研究 第7号