タイトル

こころの健康に関する質的研究法 複線径路等至性アプローチ (TEA) の 入門から論文発表まで

日時

2019年11月24日(日) 午後2時-午後7時

会場

武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス

企画趣旨

複線径路・等至性アプローチ(TEA)とは、立命館大学のサトウタツヤ先生と安田裕子先生が提案した質的分析の枠組みです。時間を捨象せず、個人の経験や変化とその文化的背景を分析できます。本ワークショップでは、近年様々な分野の研究で用いられているこの複線径路・等至性アプローチについて紹介し、その初歩的な分析を体験していただきます。 最初15分ほどで複線径路・等至性アプローチの理論的背景と利用可能性についてお話しし、次の2時間でグループに分かれて、心の健康に関する簡単なデータの分析を体験し、TEM図と呼ばれる径路を表す図を作成することを試みます。最初に理論的な解説をいたしますので、初めてこのアプローチに触れる方や、初めて質的研究に触れる方も、ぜひご参加下さい。

プログラム

2時 質的データ分析法(複線径路等至性アプローチ)の基礎に関する講義と実習
講師:安田裕子(立命館大学)
4時半 複線径路等至性アプローチによる研究例を学ぶ
『ガンで配偶者を亡くした人の心理過程に関する質的研究』
発表者:大川満里子(中野区立教育センター)
5時 複線径路等至性アプローチを使って研究をしている人の発表と助言
助言者:安田裕子(立命館大学)
6時  LET’S TALK OVER COFFEE !
交流を深めながら、参加者各自の研究について意見交換をしましょう!

講師・発表者略歴

安田裕子 (立命館大学総合心理学部准教授) 博士(教育学・京都大学)
編著書に『TEMでひろがる社会実装―ライフの充実を支援する』(誠信書房)
『ワードマップTEA 実践編・理論編』(新曜社)ほか多数。
大川満里子 (中野区立教育センター) 修士(臨床心理学・ルーテル学院大学)
分担執筆「がんで配偶者を亡くした人の介護生活から死別後までの心理過程」
(『TEMでひろがる社会実装』(誠信書房)に収録)

参加費

学会員 2,000円 非学会員 6,000円 学生・院生 1,000円
当日、会場で納入してください。

定員

35名

申込方法

人数超過のため、申し込みを締め切りました

申込締切

2019年11月15日(金)

参加条件

参加当日、受付にて個人情報保護に関する誓約書に署名をお願い致します。

会場案内

武蔵野大学市ヶ谷キャンパス

当日受付

1階エントランスホール

問合せ先

日本精神衛生学会事務局
ウェブサイト http://www.seishineisei.gr.jp/

  • 大会外企画
  • 日本質的心理学会・日本精神衛生学会 共催ワークショップ