この研究会では、15年以上にわたってフィールドワークを実践してきた4人の 研究者が登壇する。前半は、現場にくりかえし通い、そこに居る人たちとの付き 合いを重ねることをとおして、みえてきた社会の様相を伝えあう。そして後半は、 4つの研究報告をふまえ、長期的フィールドワークそのものが持つ意味や意義に ついて、参加者全員で考える機会にしたい。
- 日時
2018年3月31日(土)13時~17時 懇親会も予定
- 場所
ハロー貸会議室新宿曙橋
東京都新宿区片町1-13-1 第3田中ビル2階
都営新宿線曙橋駅A4出口 徒歩3分・JR各線市ヶ谷駅 徒歩10分
https://www.hello-mr.net/detail/?obj=17
- 登壇者
出口泰靖先生(千葉大学) フィールドワークの対象者:「認知症」と呼ばれる方 『あなたを「認知症」と呼ぶ前に―〈かわし合う〉私とあなたのフィールドワー ク』を2016年に出版。
木下寛子先生(九州大学) フィールド:2001年より、ある小学校に通う。 『小学校の日々から始まる雰囲気の解釈学的現象学』を2016年度博士論文とし てまとめる。
- 企画者兼発表者
石井宏典(茨城大学) フィールド:1989年より、沖縄島北部のあるムラに通う。 「祈りの姿勢―ムラの神行事を守りつづける神人たち」(2014)以後、彼女たち の営みの現在を伝える。
青木美和子(札幌国際大学) フィールド:障害者福祉施設 『福祉の現場における「共生」に向けたコミュニティの生成』を2016年に出版。
- 詳細
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- 主催
日本質的心理学会研究交流委員会
- 参加費
無料
- 申し込み・問い合わせ先
m-aokiあっとts.siu.ac.jp (青木美和子宛)
- 大会外企画
- 研究交流委員会主催研究会「社会を見据える質的研究―長期的フィールドワークと、これから」