マイケル・バンバーグ教授講演会 “ナラティヴ分析の挑戦―アイデンティティ研究への視点―
近年では、アイデンティティの感覚は自分に関するナラティヴ(語り)やストーリーを通じて、自分や世界を意味づけるなかで作り上げられ、改変されていくことが知られています。アメリカ合衆国・クラーク大学のマイケル・バンバーグ(Michael Bamberg)教授は、ナラティヴ研究の学術誌として著名な “Narrative Inquiry”誌を長年主宰してこられた質的研究の権威です。ナラティヴの視点から、生涯発達のなかでのアイデンティティのダイナミックな側面を精力的に研究されてきました。今回は、バンバーグ教授が来日されるのにあわせ、ナラティヴ分析の手法を使いながらアイデンティティをどのように捉え、どのように理解していけるかという点について、その最前線の知見と方法とをわかりやすく講演していただきます。講演は英語になりますが要所で日本語解説を加える予定です。質疑の時間もとりたいと思いますので、ふるってご参加ください。
- 講演
マイケル・バンバーグ教授(クラーク大学)
- 日時
2012年6月10日(日)午後2時~
- 場所
東京大学本郷キャンパス 赤門総合研究棟200番教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html
- 参加費
無料
- 定員
80名
(会場整理のため、katari@p.u-tokyo.ac.jpまで、氏名・所属・連絡先をお知らせ下さい。当日、満席の場合には、登録者の参加を優先します。)
- 討論
調整中
- 司会
能智正博(東京大学)
- 主催
東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース
- 共催
日本質的心理学会
(情報提供 能智正博 様)
- 大会外企画
- マイケル・バンバーグ教授講演会(日本質的心理学会共催の講演会)(2012/6/10)