質的研究のアプローチとして代表的なフィールドワークの方法についての シンポジウムです。今回は,看護学と心理学において精力的にご研究されて いる四名の先生をお招きして,フィールドワークの方法,とくにプロセスの 記述に焦点を当てて議論します。フィールドワークを進めていくうちに, どのようにして,観たこと,聞いたこと,気づいたことを言葉にしてまとめて いくか,悩んだりつまずいたりすることも多いかと思います。本シンポジウム で,そのような問題の共有,そしてその解決策の糸口がつかめれば, と思います。質問の時間も多く用意する予定ですので,どうぞふるって ご参加下さい。
- 話題提供
薬師神 裕子(愛媛大学)
「慢性疾患を持つ子どもと家族への支援プロセス」濱田 裕子(九州大学)
「障害のある子どもと社会をつなぐ家族のプロセス-父親と母親の面接調査を通して-」苅田 知則(愛媛大学)
「バリアフリー分野におけるニーズ把握のプロセス」谷口 明子(武蔵野大学)
「院内学級の入院児への教育的援助」
- 指定討論
サトウタツヤ(立命館大学)
操 華子(国際医療福祉大学)
- 司会
尾見 康博(山梨大学)
- 日時
5月27日(土) 13:30-17:00
- 場所
愛媛大学 総合情報メディアセンター(城北地区)
1階 メディアホール
- 定員
80名
- 参加費
日本質的心理学会会員 無料
非会員 2000円
- 問合せ先
山梨大学 尾見康博
- 大会外企画
- 日本質的心理学会研究交流委員会企画シンポジウム 「フィールドワークのプロセスをいかに記述するか?:看護学のアプローチと心理学のアプローチ」