日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
役立つ情報を共有しましょうよ
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

日本質的心理学会 メールマガジン No.197(2021)

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ 学会より会員のみなさまへ
◆第18回大会(ソウル大会)準備委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
………………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
………………………………………………………………………………………………

◆第18回大会(ソウル大会)準備委員会より

『質的心理学研究』第20号とともに第18回大会のチラシがお手元に届いたこ
ろかと思います。繰り返しお伝えしている通り、「ソウル大会」は、オンラインを
ベースに、2021年10月23日(土)・24日(日)の両日開催し、「在宅のままで
も参加できるソウル大会」にします。
今のところは、23日(土)に日韓共同企画を含むシンポジウム等を配置する予
定です。24日(日)は、第17回大会でも行ったオンラインでの口頭発表がメイ
ンとなる見込みです。可能な場合は、23日(土)にソウルの大学を会場として行
い、そこでの企画に「ハイブリッド」(オンラインと対面の併用)で参加できるよ
うにします。
大会準備委員会としては、オランダのイメーヘン・ラートボウト大学名誉教授
で対話的自己論の提唱者でもあるヒューベルト・ハーマンス先生による「The
Dialogical Self Theory in the contemporary world」という講演の企画を進めてお
ります。これもオンラインでの講演となる見込みです。地理的条件に必ずしも制
約されない国境を越える学術交流の場づくりを創造し、新たな境地を開きます。
韓国心理測定評価学会との共催となる「The First Trans-Asian Meeting on
Psychological Methods」という名称に相応しい大会をつくっていきます。「ハイブ
リッド」か「オンラインのみ」か、5月には大会開催の方法を確定いたします。
みなさまのご理解とお力添えをお願いいたします。

(大会準備委員会委員長 伊藤哲司)

*********************************

◆『質的心理学研究』編集委員会より

2020年度最後のメルマガです。今年は新型コロナウィルス一色の一年でした
が、会員のみなさまはどのように過ごされたでしょうか。ゼミの4年生も、大学
への入校禁止や就職活動の長期化を乗り越え、なんとか無事に卒業します。私自
身も、この状況への対応に悪戦苦闘しつつ、オンラインでの授業や会議のノウハ
ウを多少なりとも身につけることができたように思います。様々な喪失に直面し
ながら、なお残されたものや新たに得たものへ目を向けることの大切さを、こう
した経験を通じて改めて感じています。
さて、会員のみなさまには間もなく『質的心理学研究』の最新号をお届けしま
す。本号には18本の論文が収録されており、創刊以来最も多い本数となりまし
た。また特集「プロフェッショナルの拡大、拡張、変容」の論文や、書評特集「ア
ジアの質的心理学」の記事も掲載されており、大変読み応えのある号になったと
思います。どうぞご期待ください。
また現在、第22号、第23号の特集を募集しています。第22号特集「ポスト
2020 教育のゆくえ」(森 直久・有元典文 責任編集)は、本年10月末が締め切
りになっています。早めのご投稿をお願いします。また第23号特集のテーマは
「産・学・官連携による/についての質的研究」(日高友郎・文野 洋 責任編集)
です。こちらの締め切りは2022年10月末です。次の大会では関連シンポジウム
を企画しております。ぜひご参加いただき、投稿をご検討ください。
さらに2021年度は、20号発刊記念臨時特集という新しい試みを企画していま
す。すでに学会ホームページやこのニューズレターでもご報告しておりますが、
20号発送時には臨時特集の投稿論文募集の案内も同封しております。ぜひこの機
会に、学会ホームページで企画趣旨や投稿規定をご確認ください。
次年度も、会員の皆様からの積極的な投稿を編集委員会一同お待ちしています。

(『質的心理学研究』編集委員長 川島大輔)

*********************************

◆会務委員会より

2021/3/15現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,178名

2020年度会費納入率:93.9%(未納者 71名)
2019年度会費納入率:92.7%(未納者 85名)

☆平素より学会運営にご協力をいただき、まことにありがとうございます。
年度末のおまとめに、新年度に向けたご準備にと、おいそがしくも満ちた日々を
お過ごしのことと存じます。新たな年度がみなさまにとりまして、また素晴らし
いものとなりますように祈念いたしております。学会もまた、みなさまのお力を
おかりしながらよりよいものとしていきたいと存じます。
どうぞ今後とも、よろしくお願い申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

***********************************

[クッピーより]

最近の映画では、CGによる演出が当然のように取り入れられています。少し前、
『メリー・ポピンズ リターンズ』という映画のメイキング映像を観ました。子役
の少年少女がピクリとも動かない人形に向かっていろいろな演技をしているシー
ンがありましたが、完成した映像では、子役の方が、最初からCGのキャラクタ
ーと相対しているかのような出来でした。視線もぴったり合っていて……。ただ
の人形を相手に、さも、それが生きているものかのように相対して演技する“身体”
は、きっと、現代に固有のものなのだと思います。キャサリン・ヘプバーンです
ら、その意味では、現代の子役ほどうまくは対応できないのではないでしょうか。
時代によって変化する人間の“質”の手触りを垣間見た気がしました。

………………………………………………………………………………………………
編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:香川七海・河合直樹・小澤伊久美・蒲生諒太
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2021年3月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━