日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.179(2019)

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◎ 学会より会員のみなさまへ

◆ 日本質的心理学会第16回大会のお知らせ

◆ 『質的心理学研究』編集委員会より

◆ 会務委員会より

◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

◎ 会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆ 保健医療研究者のための混合研究法セミナーのお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会第16回大会のお知らせ

いよいよ今週末の9月21日(土)- 22日(日)に明治学院大学白金キャンパ
スにおいて日本質的心理学会第16回大会が開催されます。
予約参加を申込みいただいている会員の方にはすでに大会プログラムが届いて
いることと思います。
大会プログラム抄録集は大会HP上で公開しておりますので,当日参加を検討
されている方は以下のアドレスよりプログラムをご確認いただければ幸いです。

http://www.shitsushin16.jp/abstract.html

なお大会1日目の懇親会では,ピアノの伴奏によるチェロの演奏会も企画して
おります。
皆さまへの第16回大会への参加を心よりお待ちしております。

(第16回大会準備委員長 野村信威)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

9月21日から22日に開催される日本質的心理学会第16回大会では、『質的心
理学研究』編集委員会企画として、第21号特集の「質的研究法の拡張―機械、
AI、インターネット」のキックオフシンポジウムも行われます。この文章を書い
ている時には、開催前ですが、抄録を読んでいるだけでも興味深いテーマである
と感じております。スマートフォンのアプリ、ロボット、インターネットを利用
しながら観察・記録を行い、データ収集する方法は、技術の進歩にあわせて、研
究法も拡張していくのだと改めて感じられるものでした。技術の進歩によって、
これまで出来なかったことが出来るようになる場合もあると思いますし、思いも
よらない新しい課題が見えてくることもあるかもしれません。少し脱線した話題
で、なおかつ余談ですが、先日、録音したデータの書き起こしの話題の中で、
youtubeで録音したデータの粗い書き起こしをするという方のお話を聞きまし
た。録音したファイルをyoutubeにアップロードすると自動で文字起こししてく
れる機能を使うそうです。実際にデモンストレーションとして見せてもらった時
に、精度はまだまだ低いものの、文字起こしと発話時間が表示されていたのに感
動しました。私の個人的な感想ではありますが、機械、AI、インターネットなど
によって研究法が拡張していくことは、実際のその技術を使う可能性のあるユー
ザーとしても注目せざるを得ないテーマであるように感じています。
「質的研究法の拡張―機械、AI、インターネット」の締切は2020年10月末と
なっております。第20号特集である「プロフェッショナルの拡大、拡張、変
容」(責任編集者:近田真美子・中坪史典)は、来月、10月末が締切です。皆さ
まからのご投稿を心よりお待ちしております。

(質的心理学研究』編集委員会 編集監事 田中元基)
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◆会務委員会より

2019/9/12現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,188名

2019年度会費納入率:81.6%(未納者 218名)
2018年度会費納入率:87.7%(未納者 146名)

☆日頃より学会活動にご協力くださり、まことにありがとうございます。
秋の季節がやってきますね。ますます実り豊かな日々をおむかえに
なられますようにとお祈り申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

質的心理学フォーラム バックナンバーの無料頒布に関するお知らせ

日本質的心理学会ならびに『質的心理学フォーラム』編集委員会は、今年度に
開かれる第16回全国大会(2019年9月21日~22日、於・明治学院大学)にお
いて『質的心理学フォーラム』のバックナンバーを下記のとおり無料頒布するこ
とを決定いたしました。

頒布対象 本誌第1号~第8号
頒布場所 大会会場において、専用コーナーを設置します。

1)無料頒布の対象は本誌『質的心理学フォーラム』のみとなります。
『質的心理学研究』は頒布対象ではありませんのでご注意ください。
2) 第9号~第11号の直近3ヶ年度分については、従来どおり「販売」として
扱います。尚、販売価格は第9号が500円、第10号が1,000円、第11号(最新
号)が2,000円となります。
3) 在庫部数に限りがあるため、品切れの際はご容赦ください。

これは本誌の方針である「議論や知的発想を喚起するような『良質な対話』の
実現」をさらに推し進め、これまでに本誌が積み重ねてきた知見を読者の皆さま
と円滑に共有するという趣旨に基づく措置です。あわせて編集委員会ではさらに
学会員の便宜を図るため、バックナンバーのオープンジャーナル化を現在検討中
ですが、その詳細については進捗があり次第、ホームページやメーリングリス
ト、ならびに本誌において随時お知らせをする予定としています。

(『質的心理学フォーラム』編集委員長 横山草介)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
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■研究会情報

◆保健医療研究者のための混合研究法セミナーのお知らせ

2019年11月9日(土)・10日(日)に保健医療研究者を対象に、講演会及び
ワークショップの講師として、混合研究法の第一人者であるJ. W. Creswell(ク
レスウェル)博士と、逆境の中にある子どものレジリエンス研究の専門家であり、
混合研究法を用いて介入開発・効果検証に取り組んでおられるTheresa S.
Betancourt(ベタンコート)博士を海外からお招きします。
詳細は下記からご覧になれます。
http://www.ri.aoyama.ac.jp/event/191109_1110.html
【日時】1日目 講演会 2019年11月9日(土) 14:30~17:45
「厳密な研究を支える混合研究法の発展」(J.W. Creswell)
「家族・地域ぐるみの予防を通じた難民の子どもたちのメンタルヘルス格差への
取り組み-混合研究法アプローチ-」(T. Betancourt)
2日目 ワークショップ 2019年11月10日(日) 10:00~13:00
「健康科学における混合型研究実施のステップ」(J.W. Creswell)
「逆境に直面する地球上の子どもたちに対する介入をデザイン・評価するための
混合研究法の使用」(T. Betancourt)
【場所】青山学院大学 青山キャンパス17号館、総研ビル
【参加費】 無料  ※事前のお申し込みが必要です。(定員になり次第締切)
【申込方法】ウェブサイトから: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIp
QLSfxXEZh_cfkjWtr4bP_sOUWcVRTxmJw167Sgf4D7Y84T5SOXg/viewform
【主催】青山学院大学総合研究所 研究ユニット:複雑化する社会問題の解決にむ
けた「混合研究法」の教育・研究拠点の構築 (ユニットリーダー:抱井尚子)
【使用言語】日・英 (講演は、英語通訳が付きます)
【お問い合わせ先】agu.mmr.seminar.2019.fall@gmail.com

(情報提供者 髙木亜希子 様)

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[クッピーより]

夏も終わりかけておりますが、台風による被害の爪痕は各地に残っています。
被災をされた方々に対して、心よりお見舞いを申し上げます。

じつは、台風の被害により、クッピー自身も人生で初めて4日間の停電を経
験しました。こういうとき、「電気のありがたさ」とか、「現代社会の脆弱さ」
など、経験を言語化する、おきまりの言葉はあります。しかし、停電中は、
そういう言葉では、とても片づけられないような不自由を噛み締めました。
身体の一部分がなくなってしまったような、そういう、どうしょうもないよう
な感覚でした。「電気のある生活」は、もう、人間の手足のような存在になって
いたのだなあと、はじめて気がつきました。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:香川七海・宮本匠・蒲生諒太・木下寛子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2019年9月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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