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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.167======================2018/9/20

台風21号、北海道での地震と、また大きな被害が出てしまいました。今年のメ
ルマガは毎月のように災害のことに触れている気がします。被害に遭われました
方々の平穏な生活が無事に取り戻されることを願います。
沖縄大会、プレ企画は好評につき定員に達したそうですが、ポスト企画はまだ
受付中だそうですので、ご関心のある方はぜひ申し込みを。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会第15回沖縄大会のお知らせ

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆第4回日本混合研究法学会年次大会開催のお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会第15回沖縄大会のお知らせ

はいたい、ぐすーよー・ちゅー・うがなびら(こんにちは、皆さんご機嫌いかが
ですか?)。名護市議会議員選挙が終わりましたが、沖縄県知事選が9月30日に
あり、相変わらず沖縄の民意が試される政治の季節です。大会準備も本格的に進
めねばなりません。大会日程もHPのプログラムにUPされましたので、再度確認し
てください。プレ企画は好評につき、ほぼ定員に達しましたので、締め切りまし
た。ポスト企画の11月26日(月)特別企画セミナー「質的統合法」紹介セミナー
の申し込みは現在17名ですので、まだ受付中です。奮って参加してください。

(日本質的心理学会第15回大会準備委員長 稲垣絹代)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

夏の暑さもすっかり落ち着きました。この原稿を書いている翌日から、私の勤
務校では教育実習、続けて後期の授業がはじまるという状況です。世間でよく言
われる「平成最後の夏」とやらもいつの間にか過ぎ去っておりました。
一方で、自然災害の被害はとどまることを知らず、今月には、台風21号と北海
道胆振東部地震が各地に深い爪痕を残しております。被災された方々には、心よ
りお見舞い申し上げます。一日も早い復興と対策はもちろんですが、それと向き
合った人々の経験を記述し、語り継いでいくことも必要であると、本学会員とし
て、この「災害大国」、いまは東北の地に暮らす人間として切に思います。
ふと思い出しましたが、そうした切実なトピックを扱う上で、研究対象者の匿
名性の問題があります。先日、職場の人間関係などセンシティブな内容を含む研
究を発表するにあたって、どこまで対象者の情報を明確化すべきかという議論に
なりました。私としては、個人の経験を紙面に表現するためには、出来事の日付
から詳細、研究者との関係性などをできる限り明らかにする必要がありますし、
そうでなければ研究としての価値も薄くなると考えています。しかし、対象者の
特定を避けるために、たとえば職場への着任年月日を抽象化すべき(201X年前
半など)とする意見も理解できます。結局は、対象者の意思によるのですが、だ
からこそ自身の経験を知らしめたいと考える対象者を得ること、その媒体足る信
頼関係を構築することが必要なのだと思います。とある論文の査読において、
「研究対象者ではなく研究協力者と表記してください」と形式上の指摘をされた
ことがあるのですが、私は上記のような意味で捉えております。
最後になりますが、『質的心理学研究』では、会員のみなさまからの一般論文
と特集論文の投稿をお待ちしております。第19号の特集テーマは「身体を対象に
した、あるいは、身体を介した/通した質的研究」です。こちらは10月末が締め
切りとなっておりますので、投稿を予定されている方は早めにご準備ください。
一般論文は、随時受け付けております。どうぞよろしくお願いいたします。

(『質的心理学研究』編集委員会編集監事 境愛一郎)

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◆会務委員会より

2018/9/6現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,156名

2018年度会費納入率:84.3%(未納者 181名)
2017年度会費納入率:89.2%(未納者 124名)

☆平素より学会活動にご協力くださり、まことにありがとうございます。
少しずつ、秋の季節が近づいてきたでしょうか。みなさまにとりまして、
さらなる実り豊かな日々となりますようにとお祈り申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/mmsubmit.html
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■ 研究会情報

◆第4回日本混合研究法学会年次大会開催のお知らせ

【開催日程】2018年9月29日(土)~30日(日)
【会場】 順天堂大学医療看護学部
住所:〒279-0023 千葉県浦安市高洲2-5-1
アクセスマップ
http://www.nurs.juntendo.ac.jp/guide/access.html
下記のリンクから大会の情報が確認可能です。
http://www.jsmmr.org/conference/jsmmr2018/
また、下記のURLから参加登録が可能です。
https://goo.gl/forms/OxyHvwCkovMjidJL2

基調講演:「 混合研究法と実践 」
講演者:中村高康(東京大学)

特別講演①” Core Analysis Procedures for Mixed Methods Research ”
講演者:Michael D. Fetters(ミシガン大学)

特別講演②” The Most Challenging Parts of Designing and Conducting Mixed
Methods Research”
講演者:John W. Creswell(ミシガン大学)

ワークショップ:”
Three Uses of Joint Displays in Mixed Methods Research and an Interactive
Activity for Data Analysis”
講師:Michael D. Fetters(ミシガン大学)・John W. Creswell(ミシガン大学)

大会長講演:「 PDCAサイクルを回すための混合研究法の活用」
講演者:尾島 俊之(浜松医科大学/大会長)

(情報提供 香曽我部琢 様)

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[クッピーより]

第167号はいかがでしたか。秋めいた気候の日も急に増えてきました。気温の
変化が激しいですが、体調管理に気をつけましょう!

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第167号担当:香川七海・宮本匠・青木美和子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2018年9月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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