日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃8┃
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.161======================2018/3/20

今年の桜の開花予想では、満開が一番早いのは高知で3月22日頃とのこと。
もうすぐですね。みなさまのお住まいの地域はいつごろ、桜が満開になりますか。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆研究交流委員会より:フィールドワーク研究会のお知らせ

◆学会賞選考委員会より:国際フロンティア奨励賞の募集

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆樫田・岡田・中塚編 医学教育本(2018)出版記念シンポのお知らせ

◆第7回総合心理学セミナーのお知らせ

◆批判心理学セッション4 のお知らせ

◆『新社会学研究』(1号&2号)合評会in東京のお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より:フィールドワーク研究会のお知らせ ≪再掲≫

「社会を見据える質的研究―長期的フィールドワークと、これから」

この研究会では、15年以上にわたってフィールドワークを実践してきた4人の
研究者が登壇する。前半は、現場にくりかえし通い、そこに居る人たちとの付き
合いを重ねることをとおして、みえてきた社会の様相を伝えあう。そして後半は、
4つの研究報告をふまえ、長期的フィールドワークそのものが持つ意味や意義に
ついて、参加者全員で考える機会にしたい。

○日時:2018年3月31日(土)13時~17時 懇親会の予定あり
○場所:ハロー貸会議室新宿曙橋
東京都新宿区片町1-13-1 第3田中ビル2階
都営新宿線曙橋駅A4出口 徒歩3分・JR各線市ヶ谷駅 徒歩10分
https://www.hello-mr.net/detail/?obj=17
○プログラム
【前半】研究報告(発表+質疑応答)
発表1 青木美和子(札幌国際大学)
「福祉の現場におけるコミュニティ生成のプロセスを追う」
発表2 木下寛子(九州大学)
「『出会い』が開く学校の世界―小学校の日々への参与から―」
発表3 出口泰靖(千葉大学)
「もはやこれはフィールドワークではない、゛ぼでぃフィールだーだ″?
~〈かわし合い〉のなかで、その人の゛顔″がみれているのか?その人に゛顔″
をみせられているのか?」
発表4 石井宏典(茨城大学)
「根の場所をまもる神人たち―くらしの変化と年中祭祀の現在―」
【後半】ディスカッション
1 コメント(発表者間でのコメント交換)
2 全体討論
○主催 日本質的心理学会研究交流委員会
○参加費:無料
○申し込み・問い合わせ先:m-aoki@ts.siu.ac.jp (青木美和子宛)
(参加理由やフィールドワークへの関心など一言添えて頂ければ幸いです)
※当日参加も歓迎します。

(研究交流委員会 石井宏典・青木美和子)

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◆学会賞選考委員会より:国際フロンティア奨励賞の募集(3/1~6/30)

今年も3月1日より応募受付を開始いたしました。
本賞の詳細、応募申請書式は、学会ホームページをご参照ください。
http://www.jaqp.jp/prize.html

●概要
本賞は、海外に向けてオリジナルな研究を発信し、海外の研究者との共同研
究を推進する質的研究者の育成のため、若手研究者の国際的な研究活動を奨励
することを目的としています。質的心理学研究フロンティア基金にて運営され、
毎年度2人以内に奨励賞を授与します(副賞は1人10万円)。

●応募資格
2018年4月1日時点で40歳未満であり、応募申請時までに本学会員で当該
年度までの会費を納めている方。質的心理学・質的研究に関する内容について、
国際学会誌に論文を掲載する方(筆頭者)、あるいは国際学会や国際会議にお
いて発表を行う方(責任発表者)。

●応募要項
3/1~6/30の間に、応募申請書を下記書類と共に日本質的心理学会事務局に
書留郵送でご提出ください。国際誌論文掲載の場合には、1)掲載ページのコピ
ーか2)掲載論文と受理書のコピー。国際学会発表の場合は、1)大会の案内状か
ホームページのコピーと2)学会発表誌の掲載ページか発表受理書のコピー。

(学会賞選考委員長 伊藤哲司)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

『質的心理学研究』の第17号、そろそろ会員のみなさまのお手元に届いたこ
ろでしょうか。今回の特集テーマは「レジリエンス」(松嶋秀明・伊藤哲司 責任
編集)です。これにかかわる特集論文が3本、一般論文が8本、計11本が掲載
されております。書評特集は、特集と連動させて「「レジリエンス」ってなんでし
ょう?」(松嶋秀明 担当)です。お陰さまで今号も、読み応えのある構成となり
ました。
なお今後の特集および投稿締め切りは、次の通りです。第18号特集「ゆるや
かなネットワークと越境する対話:遊び,学び,創造」(香川秀太・青山征彦責任
編集)への投稿はすでに締め切られ、目下査読が行われているところです。第19
号特集「身体を対象にした、あるいは、身体を介した/通した質的研究」(宮内洋・
好井裕明責任編集)は、2018年10月末が締め切りです。第20号特集のテーマ
は「プロフェッショナルの拡大、拡張、変容」(近田真美子・中坪史典 責任編集)
に決まりました。締め切りは2019年10月末です。ぜひふるってご投稿ください。
私は今年度が編集委員長2年目、今年も編集委員・編集監事の皆さんのおかげ
で何とかここまでやってこれました。今年度いっぱいで副編集委員長の好井裕明
先生(ただし編集委員として留任)、編集委員の伊藤哲司先生・樫田美雄先生・金
丸隆太先生、編集監事の川崎隆先生が退任されます。これまでの多大なるご尽力
に敬意を表し、感謝申し上げます。なお4月からは、編集委員に新規で中坪史典
先生、編集監事に田中元基先生が着任されます。4月からは編集委員会の陣容、
査読の体制が大きく変わります。気持ちを新たに佳いスタートを切りたいと思い
ます。

(『質的心理学研究』編集委員長 永田素彦)

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◆会務委員会より

2018/3/9現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,159名

2017年度会費納入率:91.8%(未納者 94名)
2016年度会費納入率:89.6%(未納者 120名)

なお、本学会では、質的研究に関連するシンポジウムや講演会等の後援(趣旨
に賛同し、名義使用を承認すること)を行っています。ご希望に際しましては、
日本質的心理学会事務局(jaqp-post@bunken.co.jp)までご連絡いただきますよう
お願いいたします。

☆年度末を迎え、梅、桃、桜と、順に開花する季節となりました。会員の
みなさまには、いつも学会運営へのご理解とご協力を賜り、誠にありがとう
ございます。2018年度も引き続き、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/mmsubmit.html
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■ 研究会情報

◆樫田・岡田・中塚編 医学教育本(2018)出版記念シンポのおしらせ

日時:3月24日(土),午後12時半から午後5時半
会場:神戸・大学共同利用施設ユニティ内2階 セミナー室3
https://www.unity-kobe.jp/access「学園都市」駅改札出て右。歩1分
『医療者教育のビデオ・エスノグラフィー』が刊行されました。ビデオを繰返し
見ることと,エスノグラフィックなデータを考察することの組合わせで,医療コ
ミュニケーションの課題を検討しています。質的方法を「研究」と同時に「現場
支援」に使うやり方としての「ビデオ・エスノグラフィー」にどんな未来がある
のか一緒に検討しましょう。シンポジウム(司会は樫田美雄)は予約不要・無料
です.振るってご参加下さい。
■第1部:本書の意義の確認 (基調講演とシンポ) 12:30-14:10
講演1 孫大輔先生 (東京大学 ・ 医学教育国際研究センター)
「医療コミュニケーション教育のミライ:対話型教育の可能性」
※ 『対話する医療: 人間全体を診て癒すために』(さくら舎)2月6日刊行
の著者
講演2 本山方子先生 (奈良女子大学・文学部:教育心理学)
「奈良女子大学におけるコミュニケーションに特別なニーズがある学生
への合理的     配慮の内容と現在の課題」+シンポ
=第2部:各章の内容の説明with動画=14:20-16:20
3章,4章,5章,6章,9章,by各執筆者(事前購読不要)
登壇者は,岡田光弘・中塚朋子・秋谷直矩・宮崎彩子・阿部哲也の各氏
=第3部:研究成果に関する応用検討研究会=16:30-17:30
報告 「関西医科大学での医療面接教育について」 阿部哲也+ワークショップ
詳細は
http://kashida-yoshio.com/Video%20Ethnography/symposium_index.html

(情報提供者 樫田美雄 様)

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◆第7回総合心理学セミナー
Vivien Burr教授来日記念招待講演
質的心理学と社会構築主義の視点
―やまだようこ教授退職記念国際シンポジウム―

第1部 招待講演:社会構築主義の展開(英語講演・日本語解説)
14:05-14:25 社会構築主義と心理学
Vivien Burr(Huddersfield大学心理学部)
第2部 シンポジウム:日本における質的心理学の現在(日本語講演)
14:30-14:45 ナラティヴと間の心理学
森岡正芳(立命館大学総合心理学部)
14:45-15:00 ナラティブに依拠する医療(NBM)
齋藤清二(立命館大学総合心理学部)
15:00-15:15 人生のナラティブと複線径路等至性アプローチ
サトウタツヤ(立命館大学総合心理学部)
15:15-15:30 自死遺族のナラティブ
川野健治(立命館大学総合心理学部)
15:30-15:45 不妊治療経験者の人生選択
―ライフストーリーを捉えるナラティヴ・アプローチ
安田裕子(立命館大学総合心理学部)
第3部 退職記念講演:ナラティヴに魅せられて(日本語講演)
16:00-16:45 ヴィジュアル・ナラティヴーことばを超えることば
やまだようこ(立命館大学衣笠総合研究機構)
司会・通訳チーム
滑田明暢(静岡大学教育センター) 木戸彩恵(関西大学文学部)
川本静香(立命館大学R-GIRO専門研究員)
神崎真実(立命館大学R-GIRO専門研究員)
中妻拓也(立命館大学総合心理学部助手) 春日秀朗(立命館大学文学部助手)
日 時:2018年3月27日(火) 14:00~17:00
場 所:立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)
B棟3階コロキウム(定員:160名)
使用言語:英語(日本語解説つき)/日本語
参加費: 無料(ただし、参加希望者は件名を「質的心理学シンポ」として所属
・氏名をメールしてください)登録用メアド:taishokukinen327@gmail.com
主催:立命館大学人間科学研究所 生存学研究センター
協力:立命館大学総合心理学部/立命館大学立命館グローバル・イノベーション
研究機構
第3期拠点形成型R-GIRO研究プログラム「学融的な人間科学の構築と科学的根拠に基づく対人援助の再編成」
(代表・矢藤優子)/文部科学省私立大学研究ブランディング事業
後援:日本質的心理学会

(情報提供者 サトウタツヤ 様)

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◆批判心理学セッション4 のお知らせ

日時:4月8日(日),午後2時から
会場:静岡大学東京事務所.同事務所は東京工業大学キャンパス・イノベーショ
ンセンター内,6階612号室(エレベータを出て左側正面)
話題提供1:百合草 禎二(主体科学としての心理学研究所) 「Individual
subjectivity and its development,in Tolman, C. W. (1994).
Psychology,society,and subjectivity: An introduction to German Critical
Psychologyを読む」(2)
話題提供2:田辺 肇(静岡大学) 「批判心理学を教育に活かすには?:精神保
健福祉史,心理学史,心理学論における(4) “心のモデル”の伝え方(2)」
話題提供3:増田 匡裕(和歌山県立医科大学) 「コミュニケーション学でもら
った“玉手箱”を心理学の“浜辺”で開けてみると(その2):
【対話論の続編】『対人関係の弁証法理論』の応用研究は心理学者にも魅力的か?」
話題提供4:五十嵐 靖博(山野美容芸術短期大学) 「アメリカ心理学と対テロ
戦争におけるテロ容疑者への拷問:最近の展開」
主催:(公社)日本心理学会 批判心理学研究会
参加費:無料
アクセス:JR山手線・京浜東北線,田町駅下車.芝浦口徒歩1分
(http://www.cictokyo.jp/access.html)
所在地 : 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6.※当日,建物玄関ロビー等に
開催掲示はありませんので6階612号室までお越し下さい。

(情報提供者 いとうたけひこ 様)

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◆『新社会学研究』(1号&2号)合評会in東京のお知らせ

下記の通り,『新社会学研究』創刊号&第2号の合同合評会の2回目を開催します。
どなたさまも,ふるってご参加下さい。
と き:2018年6月9日(土) 10:00~12:30
(関東社会学会様に後援申請中)
ところ:予定会場:武蔵大学江古田キャンパス
西武池袋線「江古田駅」より徒歩6分
※ 会場のウェブサイト(https://www.musashigakuen.jp/access.html)
=プログラム=
10:00~ 編集同人によるあいさつ
10:10~ 報告1(天田 城介・中央大学)
演題:「歴史的・時代的文脈における『新社会学研究』の位置」
10:40~ 報告2(奥村 隆・関西学院大学)
演題: 「誰のための社会学か-生の現場と不幸の理論-」
11:10-20  同人によるリプライと討論1
11:30-  執筆者報告1(中村香住・慶應義塾大学・大学院生)
演題:公募特集執筆当事者からみた『新社会学研究』(仮題)
11:55-12:15 討論
12:25-12:30 「終わりの挨拶」とアンケートの御願い
『新社会学研究』は,社会学一般の研究誌として,新曜社から,2016年秋に創刊されました。年刊の同人誌です。
諸情報は、下記サイトにあります。
http://www.bigcosmic.com/board/s/board.cgi?id=JS2016
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1503-1.htm

(情報提供者 樫田美雄 様)

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[クッピーより]

先月に続き今月も、研究会の情報がたくさん寄せられました。新年度の準備などで
何かとお忙しい時期かとは思いますが、ぜひ、ご参加ください。
桜の便りが待ち遠しくなってきました。どうぞ皆様お元気でお過ごしください。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第161号担当:荒川歩・宮本匠・青木美和子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2018年3月20日
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れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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