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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.臨時38号================2016/07/01

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会 熊本地震ワーキンググループを結成します

◆ICP2016(国際心理学会)(2016年7月24日〜29日@パシフィコ横浜)にて
質的心理学会企画のシンポジウムが開催されます

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会 熊本地震ワーキンググループを結成します

【結成趣旨】
熊本地震で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。被災地に思いを
寄せ、また直接間接の支援にあたる会員が連携し対話する場として、熊本地震ワ
ーキンググループ(震災WG)を結成します。

フィールドに寄り添い、経験を決して量に還元しない姿勢を、質的心理学はそ
の基盤として共有してきました。東日本大震災にあたって結成された震災WGは、
研究合宿や学会シンポジウムをはじめ、出会いと対話の場、新たな研究と支援を
醸成する場、そこで生じた会話と考察を記録し発信する場として、3年間にわた
り活動しました。その経験と精神を受け継ぎつつ、新たな取り組みを模索する場
として、今回の震災WGは活動したいと思います。

熊本地震の被災規模は、東日本大震災や阪神・淡路大震災と比較すると、必ず
しも大きくはないかもしれません。しかし、ただ「量」の問題として災害を捉え
る視点には、自ずと危うさが漂います。熊本地震においても、過去の災害とは明
らかに質を異にする事象が発生し、大きな影響をもたらしました。質的な固有性
に目を配りつつ、過去の災害経験とその細部に学ぶことは、それ自体が被災地に
とっての大いなる支援ともなるはずです。

質的研究とは、人と人を「むすび」、将来への視点を「ひらき」、新たなやり
方を「うみだす」ことです。この能智理事長のメッセージを被災地で具現化する
試みとして、多くの会員の皆様の参加を期待します。

【活動方針】
(1)会員による支援活動・研究活動を共有するとともに、関心を寄せる会員同
士の交流と情報交換の場となり、質的心理学会としての社会貢献と新たな研究活
動の発展を促す。
(2)対話と交流の場として、各委員会と連携し、学会誌、メルマガ、大会企画、
研究会などを最大限に活用するとともに、個々の会員の創意と提案を取り入れ活
動する。
(3)WGのメンバーは普段はMLでやりとりし、熊本での研究合宿等を実施するな
ど、現場における対面での交流も重視する。なお、活動にかかる費用は、基本的
に各自の自己負担とする。
(4)以上の活動にあたっては、東日本大震災時の震災WGと指針を共有し、また
3年間を活動の目処とする。

八ツ塚一郎(熊本大学)
伊藤哲司(茨城大学・常任理事)

【参加方法】
日本質的心理学会会員であれば、どなたでもご参加いただけます。ご希望の方
は、下記の情報を7月15日(金)までにお知らせください。その後も随時受けつ
けますが、いったんその時点で申し込みがあったメンバーでMLを立ち上げます。

お名前
ご所属
役職
メールアドレス

参加希望申し込み先:伊藤哲司(tetsuji.ito.64@vc.ibaraki.ac.jp)

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◆ICP2016(国際心理学会)(2016年7月24日-29日@パシフィコ横浜)にて質
的心理学会企画のシンポジウムが開催されます

常任理事会企画:“Development of qualitative psychology in Japan: What
can we contribute to the world?” 「日本における質的心理学の発展:私
たちは世界に対してどのような貢献をなしうるのか?」
日時:7月27日(水)08:30 – 10:00
会場:Conference Center 3F 312
企画:能智正博
登壇者:やまだようこ、矢守克也、サトウタツヤ、Han, Gyuseog Q (韓国),
Valsiner, Jaan (デンマーク)

研究交流委員会企画(1):East Asian children and money as a cultural
tool: dialectically understanding different cultures「東アジアの子ども
たちと文化的ツールとしてのお金:異文化を対話しながら理解する」
日時:7月26日(火)12:50 – 14:20
会場:Conference Center 4F 415
企画:呉宣児、高橋登
登壇者:呉宣児、山本登志哉、高木光太郎、Huong, Phan(ベトナム)、Pian,
Chengnan(中国)

交流委員会企画(2):How can we understand and study culture? : New
methodologies of dialogical research for mutual understanding.「文化は
どのように理解でき、どのように研究できるのか?」
日時:7月28日(木)12:50 – 14:20
会場:12:50 – 14:20
企画:呉宣児、榊原知美
登壇者:呉宣児、榊原知美、渡辺忠温、山本登志哉、田島充士、Pian,
Chengnan(中国)、Valsiner, Jaan (デンマーク)
詳細はこちらをご覧下さい
http://www.jaqp.jp/wp-content/uploads/ICP2016_sympo.pdf

 

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
臨時38号担当:青木美和子・荒川歩・一柳智紀
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2016年7月1日
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