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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.121======================2014/11/22

大会も終わり、もうそろそろ冬ですね。早いものです。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会 第11回大会準備委員会より

◆研究交流委員会より

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆異文化コミュニケーション学会「リトリート2014」のお知らせ

◆講演会「ブルーナーと人間をみる眼」のお知らせ

◆第73回「心の科学の基礎論」研究会のお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会 第11回大会準備委員会より

第11回松山大会準備・実行委員会からの謝辞

2014年10月18~20日に愛媛県松山市、松山大学において開催された第11回大会
は、ポストセミナーも含め、約260名強の方々の参加をもって盛会に終了しました。
特に大きなトラブルもなく、大会運営がスムーズに運べたことは、大会に参加さ
れたみなさまのご協力のおかげと感謝しております。本当にありがとうございま
した。
ポスター発表の申込みについては、大会HP上での受付が一部うまくゆかず、学
会窓口で受けたメールについても確認が困難な場合があり、ぎりぎりまで発表者
にご迷惑をおかけしたこと、お詫びいたします。また、夏休み開け3週間程度後の
開催だったために、大会運営を補助してもらった学生たちにインストラクション
が十分でなく、一部で対応が迅速ではなかった点もお詫びいたします。
それにもかかわらず、麻生武先生の大会記念講演と江口重幸先生の正岡子規に
ちなんだ基調講演には多数の会員にみなさまに参加いただき、本当にありがとう
ございました。また、ポスター発表も、途中辞退も含めると、100本に届く盛況ぶ
りでした。これだけ多くの発表を見て回るには一時間半の時間では少し短いので、
次回以降、もう少し時間を長くするなどの対応が望まれると思います。さらに、
今大会で初めて採用した会員参加のワークショップも、非常に活発なやりとりが
あったと聞いております。自己変容の貴重なきっかけになったのではないかと推
測します。大会企画・学会企画および会員企画シンポジウムの内容もバラエティ
に富み、どのシンポジウムに参加するか、会員の方も迷われたのではないかと思
います。最後に実行委員が各部屋をまわって参加を呼びかけた懇親会ですが、当
初の予想を裏切り、準備した料理とお酒はすべて売り切れ状態となりました。急
遽参加を決めた会員の方々に感謝します。
四国の奥座敷と言われる落ち着いた松山で、温泉だけでなく、これからの研究
の刺激をおみやげに帰られたことを願い、大会の謝辞に代えます。なお、プログ
ラム抄録集をご希望の方は、送料別一部千円で販売いたしますので、学会事務局
に連絡してください。

(第11回大会準備委員長 山田富秋)

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◆研究交流委員会より: 第34回日本看護科学学会交流集会のお知らせ

●第34回日本看護科学学会において、研究交流委員会から、下記の交流集会に対
し、後援をいただきました。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。(今回は、
この交流集会にのみにご後援いただきましたので、学会参加費免除等の特典はご
ざいません。ご了承ください。)

テーマ『看護の実践を語ることによりもたらすものは何か』

【企画概要】看護師(あるいは保健師)が、看護の実践を語ることは、さまざま
な目的で、さまざまな対象に対して、さまざまな状況と関係性において、日常的
に行われている。例えば、臨床の場面で看護師の勤務交代時に行われる「申し送
り」も、患者の状態を踏まえた看護師同士の実践の語りである。つまり、「看護
の実践を語ること」の目的はいかなるものであっても、看護師(あるいは保健師)
が語ることによって、そこには大なり小なり看護の営みが働き出しており、さら
には、看護の実践として何が達成されているのかということが見えてくる。今回
の交流集会において、看護師(あるいは保健師)が、看護の実践を語ることには、
どのような意味があるのか、そして、そこから何がもたらされるのか、というこ
とを議論する。

【日時】2014年11月30日(日)9:20-10:20
【場所】名古屋国際会議場 第4会場2号館2階会議室221
〒456-0036 名古屋市熱田区熱田西町1番1号
【司会】西村ユミ(首都大学東京)
【話題提供者】河原智江(横浜創英大学)
鮫島輝美(京都光華女子大学・日本質的心理学会交流委員)
山本美智代(首都大学東京)

(研究交流委員 鮫島輝美)

◆研究交流委員会より: 質的研究合宿セミナーのお知らせ

●小田博志先生によるセミナー第3弾開催決定!
関西フィールド心理学研究会主催、日本質的心理学会研究交流委員会後援
『“楽しさ”から始める質的研究セミナー in 花脊』

これまで小田先生による「エスノグラフィー」のセミナーを2回開催してきま
したが、新たにパワーアップして第3弾を開催します!今回は、質的研究の「楽
しさ」を再発見して、そこから研究を手づくりする合宿をいたします。従来通り、
事前課題付き、ワークショップ形式で行います。ぜひご参加ください!
【概要】質的研究とは、本来、楽しいものであるはずです。今回のセミナーでは、
研究の“楽しさ”を大切にして、それを出発点に質的研究の魅力を再発見してい
きます。さらに、今回は合宿形式にチャレンジします。京都の森の中での2日間、
“難しい”ことはしばし忘れ、“楽しさ”に立ち返って研究することの生命感を
回復しませんか。

【日時】2015年3月7日(土)13:00 ~ 8日(日)13:00
【場所】京都市野外活動施設 花背 山の家
〒601-1105 京都市左京区花脊別所町399番地
【講師】小田博志(北海道大学大学院准教授)
【参加費】日本質的心理学会会員は6、000円、非会員は8、000円
上記に含まれるのは、セミナー料金です。
別途宿泊費・食事代が5、000円程度かかります。
【申込期限】2015年1月15日(火) ※定員(20名)
※詳しい情報は
http://www.jaqp.jp/sg_public/kenkyuukai_20141114/
をご覧ください

(研究交流委員 一柳智紀)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

気がつけば早くも11月を迎えました。さて、10月末日に、『質的心理学研究』
第15号特集「子どもをめぐる質的研究」(責任編集:斉藤こずゑ・菅野幸恵)へ
の投稿を締め切りました。会員の皆様から、10本の特集論文を投稿していただき
ました。現在、さっそく査読が進められております。
また、編集委員会では、第14号の発刊に向けた準備をしております。掲載予定
の論文もそろいつつあります。特集のテーマは、「社会的実践と質的研究」(責
任編集:田垣正晋・永田素彦)、書評特集のテーマは、本学会10周年を記念して
昨年刊行された『質的心理学ハンドブック』を取り上げた、「「質的心理学ハン
ドブック」はどのような意味で「原典」たりえるか?」です(担当:松島秀明・
森直久)。評者が多彩な立場、領域にわたるように配慮されておりますので、刺
激的な対話が引き起こされることが期待されます。楽しみにお待ちください。年
度末に向けて、現在の論文審査状況、第14号発刊までのスケジュール確認、次号
特集テーマ、次年度編集委員の検討等、多岐にわたり話し合いながら進めます。

3月に予定どおり、14号を発刊するには、これから掲載原稿を順次確定し、入稿、
編集、校正と大事な手続きを進めていかねばなりません。編集委員会では、適切
な査読結果を迅速にお返しできるように努めておりますが、一部審査が遅れるな
どご迷惑もおかけしています。これからも議論を重ね、改善に努力してまいりま
す。なお、一般論文の投稿は、随時受け付けております。皆様からの投稿をお待
ちしておりますので、どうぞ奮ってご投稿ください。

(『質的心理学研究』編集監事 藤井真樹)

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◆会務委員会より

会務委員会より

2014/11/12現在の会員数及び会費納入率は以下の通りです。

会員数:1094名

2014年度会費納入率:87.3%(未納者138名)
2013年度会費納入率:89.3%(未納者116名)

悲願の納入率90%まであと一息!まだ納入されていない方、よろしくお願いしま
す。

(会務委員長 サトウタツヤ)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、以下のサイトを必ずご参照いただき、こちらから連絡
がとれるアドレスをご記入のうえお送りください(字数について制限
があります)。 http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。また、掲載
情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
【注意!】研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載され
ていることがありますので、出席される方は、開催直前にHPで確認
されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆異文化コミュニケーション学会「リトリート2014」のお知らせ

日時:11月15日&16日(土&日)
場所:桜美林学園伊豆高原クラブ(「伊豆高原」駅より送迎バス)

プログラム
11月15日(土)
1. 12:30-18:00使用言語:日本語(英語の質問も受け付けます)
講師:能智正博教授(東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース)
『質的研究過程の実際.テクストの読みから論文執筆まで』
(内容)質的研究がどういう本質をもつかを、語り研究に注目しながら簡単に解説
した後、具体的なサンプル・データを用いたカテゴリー分析を体験していただきま
す。現在博士論文執筆中の北村篤志氏(東京大学大学院)の協力を得て、近年、学
術誌に掲載された質的研究事例を用い、論文化までの道のりと専門誌に掲載される
までの工夫やコツを紹介します。
2. 19:30-21:00使用言語:日本語(英語の質問も受け付けます)
講師:荒木晶子教授(桜美林大学リベラルアーツ学群)
『学習法を使った効果的な授業運営方法』
(内容)「多様化する学生の期待とニーズに応え、どんな学生にとっても満足度の
高い、効果的な授業運営をするにはどうしたらいいのか、教員にとって頭の痛い問
題です。講義、グループ討論、エクササイズ、レポートなど様々な授業運営方法の
強みと弱みを検討し、90分の授業の中に、4つの学習スタイル(直接体験型・抽象
概念型・内省概念型・思考実験型)をどのように取り入れて効果的に授業を運営で
きるのかを考えます。

11月16日(日)
3. 10:00-16:00使用言語:英語(日本語の質問も受け付けます)
講師:林吉郎名誉教授(青山学院大学名誉教授)
Get your Vision by Metaphoric Drawing
(内容)各自が自分のビジョンを隠喩描画として描き、その絵を鑑賞する他者との
対話を通じて具体的で生きたビジョンの開発にどう役立てるかを実戦的に経験学習
します。やってみて下さい、面白いです。

参加費
(1泊3食+懇親会+全プログラムを含むパッケージ料金)21、000円
関心がおありの方は、office@sietar-japan.orgまでメールでお知らせください。
件名『リトリート参加申し込み』:お名前・所属を明記してください。

(情報提供者 日下倫子 様)

◆講演会「ブルーナーと人間をみる眼」のお知らせ

■開催日:2014年12月13日(土)14時-18時
■場所:立命館大学(衣笠キャンパス) 創思館303・304 号室
(京都市北区等持院北町56-1)
アクセス:http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html
キャンパスマップ:http://www.ritsumei.jp/campusmap/map_kinugasa_j.html
(駐車スペースがございませんので、公共交通機関をご利用下さい。)
■事前申込:不要・どなたでも参加できます
■講演者:横山草介(青山学院大学)
■企画:やまだようこ(立命館大学)・浦田 悠(京都大学)
■司会:浦田 悠(京都大学)
■詳細・最新情報:http://www.ritsumei.ac.jp/~yyr12085/yyamada/yseminar.htm
■タイムテーブル
第一部 14:00-14:30 研究会趣旨とブルーナーの紹介(やまだ)
14:30-15:10 講演1(横山)
15:10-15:50 討論
15:50-16:20 休憩(茶話会)
第二部 16:20-17:00 講演2(横山)
17:00-18:00 討論
■主催:立命館大学生存学研究センター「生存のナラティヴと質的研究会」
■共催:日本心理学会ナラティヴと質的研究会・
日本発達心理学会ナラティヴと質的研究分科会
■お問い合わせ:narrative123[at]gmail.com([at]を@に)
(ナラティヴと質的研究会事務局)

(情報提供者 浦田悠 様)

◆第73回「心の科学の基礎論」研究会のお知らせ

・日時:2014/12/6(土) 1:30~5:45
・場所:明治大学 駿河台キャンパス 研究棟2階第8会議室
・(話題提供1)森口佑介(上越教育大・科技振興機構さきがけ・発達心理学)
【タイトル】 見える他者と見えざる他者―幼児期における空想の友達の検討
【要 旨】 子どもは、目に見えない存在と遊び、話をする。空想の友達
(imaginary companion、 IC) と呼ばれるこの現象は、かつては精神疾患や情緒
障害と関連付けられていたが、現在では普通の子どもに見られる現象であること
が知られている。最近では ぬいぐるみのような実体を伴う存在もICとみなされ
ており、それらを含めると約半数の子どもが ICを経験する。現在の発達心理学
では、ICはふり遊びの一種であると考えられているが、 共通して報告されるの
は、子どもがICに対して強いリアリティを感じている点である。 しかしながら、
ほとんどの研究が子どもや養育者の逸話的な報告に依存している現状にある。
本トークでは、講演者の心理学・認知神経科学的研究をもとに、①空想の友達
の生成メカニズム、 および、②子どもがICにリアリティを感じているか、につ
いて議論したい。
【指定討論】水本正晴(JAIST・哲学)
・(話題提供2)小笠原 義仁(早稲田大学・数理科学)
【タイトル】「鳥瞰図的なものの見方」の鳥瞰図
【要 旨】自然科学的なものの見方の特徴の1つとして鳥瞰図的(上空飛行的)
なものの見方 を挙げる事が出来るが、本報ではその見方そのものを、鳥瞰図的
に眺められる可能性について指摘する。
【指定討論】 渡辺恒夫(明治大学/東邦大学・心理学)
http://www.isc.meiji.ac.jp/?ishikawa/kokoro.html

(情報提供者 渡辺恒夫 様)

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[クッピーより]

コーヒーの味を表現するとき、みなさんどんな言葉を使います?
わたしは「酸味が苦手」、「すもーきーな香りのコーヒー下さい」と、とある豆専門
店さんで伝えたら、いろいろ怒られました~。ちなみに、スタバで覚えた言葉ですw

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第114号担当:日高友郎・呉宣児・香川秀太
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2014年11月22日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイディアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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