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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.115======================2014/5/20

フィールド研究が増えてきました。変化はじわじわ訪れてくるものですね。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会 第11回大会準備委員会より

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より

◆質的心理学フォーラム委員会より

◆学会賞選考委員会より:国際フロンティア奨励賞の募集(3/20~6/30)

◆研究交流委員会より:研究奨励制度の新規募集停止のお知らせ

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆国際セミナー「ナラティヴ心理学と教育(2)-子どもと若者のための多文
化コミュニケーションの方法」のお知らせ

◆第4回TEA東京研究会のお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会 第11回大会準備委員会より

日本質的心理学会会員のみなさま

すでにアナウンスしましたが、最初に大会日程変更について再度お知らせし、
重ねて、大会参加をお願いいたします。当初の第11回大会に予定していた10月
11~12日は、青年会議所全国大会と重なったため、10月18~19日の土日に変更い
たしました。当初から10月11~12日の出張を予定していた会員のみなさまには、
ご迷惑をおかけし、すみませんでした。※
昨年で10周年の一段落を終えた本学会の次の大会テーマに「ふたたび遍(めぐ)
りだす」を掲げました。折しも、四国遍路開創1200年、道後オンセナートや「瀬
戸内しまのわ2014」という愛媛県と広島県にまたがる瀬戸内観光のイベントも同
時に開催されています。ぜひ愛媛県松山市においでください。

※現在まだ検討中ですが、交通手段のキャンセルやホテルのキャンセル料が発生
した会員のみなさまに対して、証明書類の提示によって、その分の補てんをする
方向です。

次に大会準備状況をお知らせします。まず4月14日に第11回松山大会準備・実行
委員会を立ち上げました。
委員会構成は以下の通りです。
委員長:山田富秋(松大)、副委員長:苅田知則(愛大)、会計:田中美延里
(県医技大)、八木良広(立教大学他非常勤)、白柿綾(和ホスピタル)、柴田
智恵(愛媛県臨床心理士協会)、石川良子(松大)、白松賢(愛大)

学会HPを立ち上げました。以下のとおりです。このホームページ上にて、大会
参加費・懇親会費の事前受付と諸経費の振込案内を行います。また、会員企画シ
ンポジウムとポスター発表についての申込みと受付もHP上で行う予定です。準備
ができしだいHPに必要事項をアップしますので、注視をお願いします。
http://jaqp2014.wix.com/jaqp2014

大会準備・実行委員会企画について現時点では以下の通りです。まだ交渉中の
企画もあります。
(1)講演会
大会記念講演 麻生武氏(奈良女子大)「タイトル未定」
委員会主催  江口重幸氏「正岡子規と病いのナラティヴ(仮題)」
(2)シンポジウム
委員会主催
1.フィールドワークとライフストーリー(仮題)
桜井厚氏+岸衛氏
2.障がい支援テクノロジー(仮題)
苅田知則企画 進行中
(3)ワークショップ
社会調査における調査倫理と当事者(仮題)※大会参加者参加型のワークショ
ップ
(4)講習会(18日午前)
1.動画を用いた研究ワークショップ(仮題)
樫田美雄氏+好井裕明氏
2.看護行為の現象学(仮題)
西村ユミ氏
(5)学会企画
1.研究交流委員会
日本保育学会との公開共同シンポジウム(18日午後)
2.質的心理学研究編集委員会
質的研究における映像の可能性
3.質的心理学フォーラム編集委員会
フィールドワークの動的な知(仮題)

最後にプレ企画のご案内です。6月21日(土)午後から「松山ナラティヴ祭」と
いうテーマで以下の公開シンポジウムを行います。ちなみに、これは松山大学人
文学部40周年記念事業と共催します。近隣の方で参加可能な方はぜひご参加くだ
さい。

2014年6月21日(土)14:00~17:30@松山大学8号館821
日本質的心理学会第11回松山大会準備・実行委員会主催
第一部 『質的心理学ハンドブック』出版記念シンポジウム
司会 山田富秋(松山大学)
登壇者 能智正博(東京大学)「ナラティヴの内と外」
サトウタツヤ(立命館大学)「質的研究の俯瞰図とTEA(複線径路等至性
アプローチ)」
指定討論 山田富秋

第二部「四国遍路とナラティヴ」
司会 山田富秋
登壇者 やまだようこ(立命館大学)「聖地巡礼-もの語りを生きる」
国崎敬一(松山大学)「遍路授業から学生が学び、成長したこと」
指定討論 柴田智恵(愛媛県臨床心理士協会)

第三部 総合討論

(第11回大会準備委員長 山田富秋)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

新年度を迎え、新たなメンバーで編集作業を進めております。ちょうど今は、
第1回編集委員会(5月31日開催予定)の準備をしているところです。
この時期は、本年度より編集委員となったメンバーと顔合わせをしないままに
作業を進めておりますので、最初の会議では、まず自己紹介から始めます。編集
委員になったばかりの頃、この委員会のルールがわからずに困ったことが思い出
されます。当然のことながら、委員会の仕事に関わる規約や編集覚え書き、内規
などは説明されるため、比較的早く把握できます。他方で、暗黙のルールとなっ
ている事柄は、なかなかつかめません。こうした暗黙のルールは質的研究の1つの
主題にもなっておりますが、関心をもちつつも、それにはまってしまっている場
合が多いのではないでしょうか。今年こそは、新たなメンバーが困ってしまわな
いよう、この暗黙のルールを自覚して会議に臨みたいと思っています。
自己紹介に引き続き、2013年度決算報告や2014年度予算案の検討、論文審査状
況(本年度になってからの投稿数は3本)、14号の書評特集、14号発刊までのスケ
ジュール、16号の論文特集に絡めた11回大会(松山)編集委員会企画、そして、
17号特集論文のテーマが検討されます。これらは、編集委員会が年間を通じて行
っている仕事でもあり、年度初めの会議において、概ね、1年間の編集作業が確認
されます。
さらに、これまで作っていたメーリングリストを日本質的心理学会ポータルに変
えるなど、編集委員会を支えるインフラストラクチャーの整備も進めております。
これらを整え、投稿して頂いた論文と査読者との対話が充実するよう、編集作業を
進めていきたいと思います。皆様からの投稿論文をお待ちしております。

(副編集委員長 西村ユミ)

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◆会務委員会より

会務委員会より
2014/5/13現在の会員数は1073名です。

会費納入率は以下のとおりです。

2014年度会費納入率:49.6%(未納者540名)
2013年度会費納入率:83.9%(未納者172名)

みなさまよろしくお願いします。

(会務委員長 サトウタツヤ)

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◆質的心理学フォーラム委員会より

『質的心理学フォーラム』既刊号掲載論文をCiNii等でインターネット上に
公開することに関する公告

質的心理学フォーラム既刊号執筆者各位

日本質的心理学会では、2013年春に、質的心理学フォーラム既刊号掲載の
諸論文を、印刷版発行後6ヶ月経過時点で、CiNii等のウェブシステム上で無料
公開することにいたしました。ついてはここに公告いたします。WEB上での公開
を望まない執筆者の方は、forum◎jaqp.jpにご連絡ください(◎を@に変更して
ください)。
今回、この公告が遅れたことをお詫び申し上げます。

(編集委員長 尾見康博)

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◆学会賞選考委員会より:国際フロンティア奨励賞の募集(3/20~6/30)

「国際フロンティア奨励賞」の募集が継続中です。あらためてご案内します。

この度、学会賞に「国際フロンティア奨励賞」が設けられました。海外に向け
てオリジナルな研究を発信し、海外の研究者との共同研究を推進する質的研究者
が育っていくことを期待する、という趣旨です。
37歳以下の若手研究者の国際発信や国際研究を奨励するために、毎年度2人以
内に奨励賞を授与します。副賞は1人、10万円です。
本賞は、質的心理学研究フロンティア基金で運営されます。質的心理学研究フ
ロンティア基金は、『質的心理学研究』を創設した無藤隆、やまだようこ、麻生
武、南博文、サトウタツヤ、5人の方々の寄付によって2014年3月に設けられまし
た。学会では、さらなる寄付を募っています。

●応募要項
募集は年1回行います。3/20~6/30の間に、応募申請書を日本質的心理学会事
務局に書留郵送でご提出ください。応募申請書には、次の書類をつけてくださ
い。国際誌論文掲載の場合には、1)掲載論文のコピーと2)掲載頁か受理書のコピ
ー。国際学会発表の場合は、1)大会の案内状かホームページのコピー、2)学会発
表誌の印刷頁か発表受理書のコピー。その他詳細については、下記URLのページ内
の「学会賞概要」と「応募申請書」をご参照ください。
http://www.jaqp.jp/news/syourei14/

みなさまからのご応募をお待ちしております。

(学会賞選考委員長 やまだようこ)

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◆研究交流委員会より:研究奨励制度の新規募集停止のお知らせ

国際フロンティア奨励賞の創設に伴い、今年度より研究奨励制度・研究企画
助成制度の募集を停止させていただきます。従いまして、今年度は募集をいた
しません。今年度の応募に向けてご準備くださっていた方々には、ご期待に添
えず、大変申し訳ございません。これまで多くの皆様にご応募いただきまして,
誠にありがとうございました。

(研究交流委員長 古賀松香)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆国際セミナー「ナラティヴ心理学と教育(2)-子どもと若者のための多文
化コミュニケーションの方法」のお知らせ(6月15日)

International Seminar of Narrative Psychology and Education (2):
Methods of Multicultural Communication for Children and Youth

(立命館大学 生存学研究センター主催、「ナラティヴと質的研究会」共催)

「ナラティヴ心理学と教育」をテーマにした国際セミナーの第二回です。国
際セミナー第一回では「いじめ予防の技法」をテーマにして、教育現場におけ
る具体的な支援の方法について考えました。第二回では、「いじめ」問題を、
さらに「多文化コミュニケーションの方法」という広い視野のなかに入れて、
より多様な側面と関連させて深く考えていきたいと思います。
第一部では、オーストリアのダグマー・ストロマイヤー教授(University of
Applied Sciences Upper Austria)から、「多文化学校におけるいじめ」につ
いて御講演いただきます。解説とコメントは、日本のいじめ研究の第一人者で、
ストロマイヤー教授と国際共同研究をしてこられた大阪教育大学の戸田有一教
授にお願いします。
第二部では、ストロマイヤー教授と国際交流をしてきた日本の2人の若手心理
学研究者から、次のテーマで講演いただきます。

学校における自殺予防の可能性と困難―研究知見と実践から、川島大輔(中京
大学 准教授)。生きる意味の(再)構築を支援する方法をめぐって、浦田悠
(京都大学・立命館大学 研究員)。

企画・司会 やまだようこ(立命館大学 特別招聘教授)
場所 立命館大学衣笠キャンパス創思館403.404
http://www.ritsumei.jp/campusmap/map_kinugasa_j.html

・2014年6月15日(日)
国際セミナー(2) 13時半-
第1部 13時半-15時
講演(1)1時間+20分
多文化学校におけるいじめ(Bullying in Multicultural Schools)
ダグマー・ストロマイヤー(University of Applied Sciences Upper Austria,
教授)
抄訳と解説 戸田有一(大阪教育大学 教授)

(休憩)

第2部 15時半-17時半
講演(2)30分
学校における自殺予防の可能性と困難―研究知見と実践から―(Possibilities
and Difficulties of Suicide Prevention in School Settings: From Research
Findings and Practices)
川島大輔(中京大学 准教授)
講演(3)30分

(情報提供 やまだようこ 様)

◆第4回TEA東京研究会のお知らせ

日時 2014年5月25日(日) 13:00~(開場12:45~)

http://www.k2.dion.ne.jp/~kokoro/TEM/ws.html

をごらんのうえ、希望者は連絡をお願いします。

今回は会場に入場できる人数に制限がありますために事前申込みをお願い致しま
す。
大川聡子先生まで申し込んでください
e-mail: gr015022◎ed.ritsumei.ac.jp(◎を@に変更してください)

(情報提供 サトウタツヤ 様)

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[クッピーより]

暑いくらいの日もありますね。気温が不安定だと体調を崩しやすいので、風邪を
ひかないように気を付けてくださいね!

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第115号担当:日高友郎・呉宣児・香川秀太
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2015年5月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイディアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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