この度『質的心理学研究』編集委員会では,本誌に掲載が決定した投稿論文に対するコメンタリーを、学会のウェブサイト上に掲載する方針を決定しました。コメンタリーとは本誌掲載論文の意義、価値、発展可能性などを解説する記事のことです。
当該論文の査読に当たった査読委員,編集委員が投稿者の資格を有します。コメンタリーへの一般投稿は受け付けておりません。またコメンタリーの対象となるのは,投稿論文(一般論文、特集論文)であり、書評などの記事は対象となりません。全ての論文についてコメンタリーがつくわけではなく、あくまで査読担当者が希望する場合に限ります。

学会員の皆様におかれましては、今後、本誌に投稿される場合には、その論文についてのコメンタリーが掲載される可能性があることをあらかじめ含みおきください。また現在審査中のものについて査読担当者からの申し出があった場合には論文投稿者に事前に承諾を得たのち掲載します。

今回の新しい試みを通じて、質的研究に関する議論をさらに活性化していきたいと思います。